【すずらん通信】肩こりについて
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
本格的な寒い冬がやってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
家に帰ると肩がガチガチ、そんな肩こりに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は肩こりについてお話します。
肩こりは、周辺の筋肉が硬くなり血行が悪くなることが原因の1つとして考えられます。
特に冬は、熱を逃さないように筋肉が縮まって硬くなり血管も収縮して血行が悪くなります。
血行が悪くなると老廃物が溜まりやすくなり、ますます筋肉が硬くなることで血行が悪くなる、
こうした悪循環の繰り返しで起こると考えられます。
【筋肉の緊張をほぐして血行を改善しましょう】
・適度な運動
寒い冬は身体を動かすのが面倒になりがちですが、ウォーキングやラジオ体操など適度な運動で筋肉をほぐし
血行が悪くならないように心がけましょう。
- ・同じ姿勢を長く続けない
同じ姿勢を長く続けると筋肉の動きが減り血行を悪くしてしまうので、
ストレッチなど軽い運動で筋肉を動かすことを意識してみましょう。
- ・お風呂に入って身体を温める
身体を温めると、血行が良くなり筋肉の緊張をやわらげてくれることが期待できます。
ぬるめのお湯に首までつかって温まるのがおすすめです。肩までつかったら肩や首を回して筋肉をほぐしてあげると、
より効果が期待できるようです。せっかく温まっても湯冷めは逆効果になりますので、入浴後は注意しましょう。
【軽くて動きやすい衣服を選びましょう】
・重たいコートやニットなどは普段より肩周りに負担がかかります。軽くて暖かいインナーを着用したり
マフラーで首元を温めるなどして、身体を冷やさないように心がけましょう。
また、ストレッチの効かない窮屈な衣服は身体を動かしにくくするため、肩がこりやすくなるので避けたほうがよいでしょう。
今年も残り1ヶ月をきりました。年末年始を楽しく過ごせるよう、体調管理には気を付けてくださいね。
当院の年末年始の休診情報は、ホームページをご確認ください。
ペンネーム『平穏』 (すずらんの花言葉より引用)
【もみじ通信】カラーコンタクトについて
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
今週から本格的な冬の寒さになりますね、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、カラーコンタクトについてお話します。
カラーコンタクトは手軽に入手し、使用することができるので安易な気持ちで使用してしまう人は少なくありませんが
薬機法でカラコンが「高度管理医療機器」に指定されていることからわかる通り
使用方法を間違うと、健康に重大な影響を与える可能性があります。
トラブルから目を守るためには、適切にカラコンを使用することがとても重要だといえます。
『カラコンで目を悪くしてしまう原因』
①サイズが合っていない
自分の目に合わないベースカーブやレンズ直径のカラコンを無理して使用すると、目に傷がつきトラブルの原因になります。
②度数が合っていない
度数が合っていないカラコンを使うと、ピントを合わせるための毛様体筋の調整力を弱めてしまうため
近視がさらに悪化してしまいます。また、長期にわたって度が強すぎるカラコンを使うことで
老眼が早まるともいわれています。さらに、度数のズレが影響するのは視力だけにとどまりません。
度が強すぎる過矯正は頭痛や肩こり、眼精疲労、吐き気などの体調不良につながるため
日常生活に支障を及ぼす可能性があります。
③使用期限・装用時間を守らない
ワンデーの場合、1日以上(もしくは1回)の使用を想定していないため
1日以上(もしくは複数回)使用した際には、目の病気になるなど、悪影響を及ぼすことは容易に想像できるでしょう。
また、医師の指示や説明書通りの装用時間を超えて装用していると、角膜の酸素不足で角膜に傷がついたり、
酸欠を解消するために血管が角膜に侵入したり(血管角膜侵入)などのトラブルが発生しやすくなってしまいます。
④取り扱いに問題がある
取り扱いに問題があると、目に傷が付いたり細菌感染を起こしたりするリスクが上がります。
また視力が低下する可能性もあります。
日々の洗浄や保存をしっかりしていないと、レンズの劣化や目の炎症、感染症などにつながる恐れがあります。
これらの症状がある場合は専門の眼科に受診をお勧めします。
ハロウィンやクリスマスと言ったイベントで使用することもありますが
日常生活で使用する方、女性だけでなく男性の方も使用する事が増えてきました。
大切なご自身の瞳を大切にしていきたいですね。
ペンネーム『大切な思いで』(もみじの花言葉より引用)
【ラベンダー通信】インフルエンザワクチンについて
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
日増しに寒さが身に染みるようになりましたがいかがお過ごしでしょうか。
今回はインフルエンザワクチンについてお話していきます。
インフルエンザの予防接種で使われるワクチンには感染を抑える働きがないということはご存じでしょうか。
ではなぜインフルエンザの予防接種は推奨されているのでしょう?
インフルエンザ予防接種の効果や効果的な接種時期について詳しく解説していきます。
昨シーズンは季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症との同時流行が
懸念されたことからインフルエンザワクチンの需要がたかまりました。
しかしながら実際の感染者数については例年の1/1000程度に留まりシーズンを通して流行することはありませんでした。
今シーズンはワクチンが供給されるタイミングが昨シーズンより遅れることが発表されています。
そのため接種が開始される10月中は一時的に不足しているような状態になりますが
11月以降も継続して供給されるため過度な心配は必要ないでしょう。
◎インフルエンザワクチンの働き
1.発症を抑える
前述のとおりインフルエンザのワクチンには感染を抑える働きはありません。
「感染」とはインフルエンザウイルスが口や鼻から体内に入り、体の中で細胞に侵入して 増殖することを言います。
感染しているだけの状態ではほとんど自覚症状はありません。
感染してから数日の潜伏期間のあと、発熱や関節痛、のどの痛みといったインフルエンザの症状が現れます。
症状の重さにかかわらず少しでも症状の出た状態を「発症」といいます。
インフルエンザワクチンにはこの「発症」を抑える効果が認められています。
2.「重症化」を防ぐ
インフルエンザに感染し発症しても多くの人は1週間程度で回復します。
しかし中には肺炎やインフルエンザ脳症などの重い合併症で重症化や死亡するケースもあります。
特に幼児はインフルエンザ脳症にかかる危険性が高く、基礎疾患のある人や高齢者は
重症化する可能性が高いと言われています。
インフルエンザワクチンのもっとも大きな効果はこのような重症化を防ぐ効果です。
また、発症しても軽い症状でとどめる効果も期待できます。厚生労働省によるとインフルエンザワクチンの効果について
「65歳以上の健常な高齢者については約45%の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があった」と公表しています。
3.インフルエンザワクチンの効果的な接種時期
インフルエンザワクチンの予防効果が期待できるのは接種した2週間後から5ヶ月後程度までといわれています。
日本では例年12月から3月頃が流行シーズンで、1月から2月に流行のピークを迎えます。
この期間に予防効果がでるように接種しておくのがおすすめです。
具体的には予防効果が現れるのに2週間程度かかることから11月中旬までに接種しておくと安心ですね。
流行のピークに間に合わせるには12月中旬頃までには接種しておく必要があります。
4.予防接種をうけることができないまたは医師と相談が必要な場合
・接種当日明らかな発熱を呈している人(37.5度以上)
・重篤な急性疾患にかかっている人
・アナフィラキシーショックを呈したことがある人(接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応)
・過去1か月以内に麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘、ポリオなどにかかったか予防接種を受けた人
・心疾患、腎臓病、肝臓や血液、その他慢性の重篤な病気で治療を受けている人、けいれんの既往がある人
・接種液の成分に対してアレルギーを呈するおそれがある人
(鶏卵、鶏肉、ゼラチン、チメロサール、抗生物質などワクチン関連成分)
上記のことからインフルエンザワクチンを打つことに慎重にならないといけない場合もありますが
ワクチンの効果や重要性を理解したうえで今シーズンもインフルエンザワクチンを接種してインフルエンザの予防に努めましょう。
ペンネーム『献身的な愛』 (ラベンダーの花言葉より引用)
【デイジー通信】 摂食障害について
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
今回は摂食障害についてお話します。
摂食障害は10代から20代の若者がかかることが多く
女性の割合が高いようです。
年令、性別、社会的、文化的背景を問わず誰でもかかりうる病気です。
摂食障害にかかると、心身の成長・発達と健康、人との関係、日常生活や
学業、職業などの社会生活に深刻な影響をあたえます。
身体の合併症を来し、時には生命の危険がある場合もあります。
また、別の精神疾患をともなうこともあります。
『摂食障害のサイン・症状』
・絶食する、食事の量やカロリーを制限する、食べることが難しい、食欲がない
・大量に食べてしまい自分ではコントロールできない 食べたものを自分で嘔吐する
・強いやせ願望、あるいは体重が増えることへの恐怖がある
・自尊心が低い
・抑うつ気分/不安/気分の変化が大きい、
・周りの人は心配するが、自分が病気とは思っていない
・周囲や社会から孤立している
・疲れやすい、寒がり、胃もたれ、便秘、むくみやすい等
・極端な体重の増加や、減少がある
・月経が止まる、不規則になる
・睡眠の障害がある
などあり、他にもさまざまな症状があるため注意してみましょう。
摂食障害は回復することが可能な病気です。
摂食障害は、体重や食事、栄養だけの問題ではありません。
治療では、こころとからだの両面の問題を扱っていきます。
身体管理・食事・栄養指導・心理療法・薬物療法などがあります。
家族やケア提供者の摂食障害に対する理解と協力があると
治療を進めやすくなりますので、家族への説明や支援も行われます。
著しい低体重や身体合併症がある場合、食事を全くとれない場合、精神的に不安定
な場合などは入院で治療することがありますので、専門医の受診をおすすめします。
気付かずに摂食障害に片足踏み入れている方もいらっしゃるとの事なので
自分自身と向き合っていけると良いですね。
当院は内視鏡・消化器内科の専門医です。
「胃が痛い」や「腹痛・下痢」など異常がありましたら
クリニックへ受診をおすすめ致します。
ペンネーム「平和」(デイジーの花言葉より引用)
【ひまわり通信】睡眠について
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
日に日に秋が深まる季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
日本は、世界一眠らない国と言われているのはご存知でしょうか。
OECD(経済協力開発機構の統計)の加盟国の平均睡眠時間は8時間25分となっているようです。
睡眠不足が続くと免疫力の低下により感染症にかかりやすくなったり、
ホルモンバランスの乱れにより太りやすくなる、うつ病のリスクが高まるなど様々な
身体的、精神的問題につながっていると言われています。
①脳は深いノンレム睡眠の時のみ、休む事ができる
人間の睡眠は、基本的に脳を休めるノンレム睡眠と、身体を休めるレム睡眠の繰り返しになっています。
深いノンレム睡眠以外は、何かあればすぐに起動できる状態です。 ②眠りの深さで記憶されるものが変わる
レム睡眠は、記憶した情報を整理したりひもづけ、嫌な記憶の消去をします。
深いノンレム睡眠は、新しい記憶の定着、嫌な記憶を消す作用。
浅いノンレム睡眠は身体で覚える記憶(手続記憶)を定着させる作用があります。
全ての段階を繰り返し質の良い睡眠をする事で記憶の定着率の向上が変わります。
③睡眠時間が短いほど感染症の発症率が高くなる
睡眠には、細菌やウイルスに対する自然免疫(抵抗力)を強くする効果があるそうです。
睡眠時間が5時間未満の人は、7時間以上の人の約3倍と言われています。
④睡眠不足は脳の老廃物を蓄積させる
脳の代謝で生じる老廃物の除去は主に睡眠中に行われるようです。
中でもアミロイドβという老廃物が蓄積されるとアルツハイマー型認知症の原因になると言われています。
⑤睡眠時間が長くても短くても太る
睡眠時間によって変化するホルモン量によりBMI値に影響が出てくるようです。
睡眠時間が3時間未満の人が最もBMI値が高く、10時間以上寝る人も標準以上の数値が高くなり太りやすくなるようです。
今年も残すところあと2ヶ月となりました。
年末に向け忙しくなりストレスや睡眠不足をそのままにして頑張りすぎてしまう方もいらっしゃるでしょう。
バランスの取れた食事や質の良い睡眠で体調を崩さぬようお過ごしください。
※当院を受診される際は、ホームページの確認をお願い致します。
ペンネーム『あなただけを見つめる』(ひまわりの花言葉より引用)
新型コロナワクチン予防接種受付終了のお知らせ
新型コロナワクチン予防接種は予定数に達したため
受付を終了しました。
【ハイビスカス通信】ウイルスに負けない為に
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
だんだん寒さがましてきましたね。
新型コロナウイルスには、まだまだ充分な注意・予防が必要です。
冬はたくさんのウイルス感染症が流行します。
ウイルスに負けないための予防策を今回はお話したいと思います。
大切なことは・・・
★手洗い、うがいをこまめにする。
とにかく、手洗い!
よく泡立てた石鹸でしっかりと手を洗った後に、アルコールで手指を
消毒してください。
★室内の湿度を50%以上に保つ
ウイルスは乾燥しているところを好み湿度の高いところが苦手です。
湿度を保つために換気をしましょう。
換気をしないと・・・
・空気が汚れ汚臭が発生する
・ちりや埃がアレルギーの原因になる
・二酸化炭素が増え頭痛の原因になる
・ウイルスが増え感染の原因になる
◎換気のポイント
空気を総入れ替えするつもりで、全ての窓を開けましょう。
暖房をつけているときは、いつも以上の換気をしましょう。
★休養・栄養を十分にとる。
規則正しい生活を送り免疫力を高めましょう。
★バランスの良い食事で必要な栄養をしっかり摂る。
ビタミンを摂取し、体の抵抗力を高めましょう。
どんどん寒い季節に突入していきます。
体調に気をつけてお過ごしください。
<ペンネーム『繊細な美』ハイビスカスの花言葉より引用>
【ガーデニア通信】秋の味覚を味わおう
こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
暑さも和らぎ、秋の気配を感じ、朝晩はだいぶ涼しく秋めいた季節になりましたね。
食欲の秋、果物や野菜も甘くおいしい季節です 旬の食材を味わって実りの秋を楽しみましょう。
<秋の味覚を味わおう>
◆サツマイモ ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。また食物繊維も豊富で便秘改善に効果的です
◆サトイモ イモ類の中で最も低カロリー、独特のぬめりは脳細胞を活性化する働きがあります
◆秋刀魚 良質のタンパク質や鉄分、カルシウム・ビタミンDが豊富に含まれています
◆きのこ 香りがよくグアニル酸という旨味成分も含まれています
噛み応えがあるのでかむ力をつけるためにも最適です
◆かぼちゃ カロテン、ビタミンB群を多く含んでおり、抗発ガン作用や免疫賊活作用があるといわれます
食物繊維も豊富で便秘予防や改善に効果
抗酸化ビタミンによるアンチエイジング効果も高いといわれます
◆梨 梨は料理に使うと肉をやわらかくすることができるだけでなく食後のデザートに食べることで消化を助けます
<ハロウィン>
10月31日はハロウィンです。もとは秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すヨーロッパを起源とするお祭りです。
「トリック・オア・トリート (お菓子をくれないといたずらをするぞ)」の掛け声が合言葉で子供たちがおばけの格好をして、
お菓子をもらうおまつりが定番となっています。
ハロウィンで使われるかぼちゃはハロウィンのシンボルとしてよく目にします。
目と口と鼻をイメージしてくりぬいて中にキャンドルを灯したかぼちゃのランタン。
実はこのランタンには「ジャック・オー・ランタン」という名前が付いているのはご存知でしょうか?
ジャックとは、アイルランドの物語に登場する男性の名前です 。
生前に悪いことばかりしていたジャックは、魂を取ろうとした悪霊をだましたため、地獄に落ちることもできず、
亡くなった後もランタンを灯して闇夜を歩き続けたというお話があります。
「ジャック・オー・ランタン」とは日本で言う鬼火のような存在です。
怖い顔にくりぬいて窓辺に飾ると魔よけにの役割を果たし、悪霊を怖がらせて追い払うことができるといわれています。
最近のハロウィンは大人も子供も仮装をして楽しむ傾向にありましたが、コロナの影響でお祭りもできない日々が続いています。
秋から冬にかけて、コロナ以外の感染症も流行り始めますので、引き続き感染予防に気をつけながら、
家族や友人とハロウィンのお祭りを楽しめるといいですね。体調管理に気をつけてお過ごしください。
<ペンネーム『喜びを運ぶ』ガーデニアの花言葉より引用>
【ペチュニア通信】がん検診について
こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、がん検診についてご紹介していきます。
日本では、がんが死亡原因の第1位です。
2人に1人ががんを発症すると言われており、国民の健康にとって重大な問題となっています。
がん対策を総合的かつ計画的に推進するため、「がん対策基本法」が施行されています。
「がん対策基本法」の基本的施策
①がん予防および早期発見の推進
●がん予防の推進
●がん検診の質の向上 など
②がん医療の均てん化の促進
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●専門的な知識及び技能を有する医師、その他の医療従事者の育成
-
●医療機関の設備
-
●がん患者の療養生活の質の維持向上
-
●がん医療に関する情報の収集提供体制の設備 など
③研究の推進
今回は、がんの早期発見について詳しくご紹介していきます。
現在は診断と治療の推進により、一部のがんは早期発見・早期治療が可能となってきています。
がん検診は、検診の対象となる方の罹患率や死亡率を低下させることが目的です。
当院では、船橋市の肺がん検診(レントゲン撮影)、大腸がん検診(便2日法)、前立腺がん検診(採血)、
肝炎ウイルス検診(採血)を実施しております。
※がん検診受診に関して、詳しくはお住まいの市のホームページをご参照ください。
また、胃がん検診や大腸がん検診で精密検査が必要となった方は、
当院で胃カメラや大腸カメラを受けることも可能です。
がん検診を受け、避けられるがんを防いできましょう。
ペンネーム『心のやすらぎ』(ペチュニアの花言葉より引用)
【キンモクセイ通信】ワクチンの接種間隔について
こんにちは。
東京ベイサイドクリニックです。
新型コロナワクチン接種が進み徐々にニュースで報道される感染者数は減ってきておりますが皆さんは接種は終えられたでしょうか?
まだの方、市のホームページ等に予約枠が空いている病院等掲載されておりますので接種希望の方は探してみてくださいね。当院もワクチン接種枠が空いている日あります。
ところでワクチン接種している中でインフルエンザのワクチン接種を行っていいのか問い合わせ受けることもあったので今日はそれに関連したお話をしたいと思います。
新型コロナワクチンを接種してインフルのワクチンは接種していいのかとういう点ですがこれはOKです。
ただしコロナワクチン接種時の条件として他のワクチンを接種してから2週間以上経過しているというのがある為注意が必要です。また接種後2週間は他のワクチンは接種を控えるように(緊急性のものは例外有)と厚生労働省のQ&Aにも載っています。
その為、新型コロナワクチンの1回目を接種した後はファイザーの場合は3週間、モデルナの場合は4週間空けてから2回目の接種があり、1回目の後、他のワクチンは基本的には接種できません。2回目を終了してから2週間間隔を空けて接種をお願いします。
ちなみに他のワクチン同士だと2020年10月に規定が変わり、異なるワクチンの接種間隔は生ワクチン同士を接種する場合は27日以上あける制限は維持しつつ、その他のワクチンの組み合わせについては、一律の日数制限は設けないことになりました。
異なる種類のワクチンを接種する際の接種間隔のルールとして
- ● 注射生ワクチンの接種後次の注射生ワクチンは27日以上の間隔をおくこと。
- ● それ以外のワクチンの組み合わせでは、前のワクチン接種からの間隔にかかわらず、次のワクチンの接種を受けることができる。
- ● 接種から数日間は、発熱や接種部位の腫脹(はれ)などが出ることがあり、ルール上接種が可能な期間であっても、必ず、発熱や、接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを確認し、かかりつけ医に相談の上、接種を受けることとあります。
- 画像は厚生労働省が出してるリーフレットの一部です。
ワクチン接種の際の参考にしてみてください。
今年のインフルエンザは前シーズン罹患する人が少なく社会全体の集団免疫が形成されていないと考えられ、海外からウイルスが持ち込まれれば大きな流行を起こす可能性もあると日本感染症学会は予測しています。インフルエンザワクチンの接種を推奨していますがワクチン自体供給が遅れる見込みです。やや供給は減少はするも全体数として例年と同じくらいになるのではないかと言われていますがいつ頃充分な数が接種可能かまだ不明なのでコロナ同様感染対策してかからないよう気を付けていきましょう。
- 6か月以上5歳未満
- 65歳以上(50歳以上とするものもある)
- 慢性呼吸器疾患(気管支喘息やCOPDなど)
- 心血管疾患(高血圧単独を除く)
- 慢性腎・肝・血液・代謝(糖尿病など)疾患
- 神経筋疾患(運動麻痺、痙攣、嚥下障害を含む)
- 免疫抑制状態(HIVや薬剤によるものを含む)
- 妊婦
- 長期療養施設の入所者
- 著しい肥満
- アスピリンの長期投与を受けている者
- 担癌患者
の方はインフルエンザに罹った際合併症が高いとされている為接種の推奨がされています。
本年のワクチン株は以下の通りです。
A型株
A ビクトリア/1/2020(IVR-217)(H1N1)
A タスマニア/503/2020(IVR-221)(H3N2)
B 型株
B プーケット/3073/2013(山形系統)
B ビクトリア/705/2018(BVR-11)(ビクトリア系統)
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- 当院もインフルエンザの接種が可能になりましたらHPに掲載していきますのでよろしくお願い致します。
ペンネーム『真実』(キンモクセイ言葉より引用)