こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
- 真冬の寒さが続いております今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、今月より採血検査(自費診療)を開始しました、sd LDL-C 検査(超悪玉コレステロール)についてお話しをしていきます。
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採血検査によって、動脈硬化や血管の詰まりを引き起こす、sd LDL-C 検査(超悪玉コレステロール)の量を調べることができます。
コレステロールは、善玉(HDL)と悪玉(LDL)の2種類に大きくわけられますが、実は悪玉コレステロール全てが危険なわけではなく、その明暗を分けるカギが悪玉の大きさにあることが近年わかってきました。
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【 sd LDL-C 検査(超悪玉コレステロール)が動脈硬化を起こすまで 】
- 悪玉は、血液中を流れているだけなら悪さはしません。血管壁の中に入って酸化され、有毒化することで血管を詰まらせるプラークの原因となります。
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sd LDL-C 検査(超悪玉コレステロール)は、他の悪玉コレステロールに比べてサイズが小さく、血管壁へ入り込みやすい特徴があります。
血管壁に入ったsd LDL-C 検査(超悪玉コレステロール)は有毒化し、動脈硬化や血管の詰まりを引き起こすプラークをつくる原因物質となります。
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動脈硬化や血管の詰まりは、脳で発生すれば脳梗塞などの脳疾患、心臓でおきれば心筋梗塞などの心疾患を引き起こします。
一般的な健康診断による善玉/悪玉コレステロール値の検査に加え、超悪玉コレステロールの現状を確認して生活習慣を改善することが、将来の重大疾病の予防にとても重要です。
また、悪玉コレステロール値が低い場合でも、超悪玉コレステロールの割合が高い場合もあります。
今月より採血検査(自費診療)を開始しております。お希望の方は、当院へ受診またはご連絡をお願い致します。
ペンネーム『心のやすらぎ』(ペチュニアの花言葉より引用)