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2022.05.08

【ガーベラ通信】5月病に注意!!

こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
皆さまGWはいかがお過ごしでしたか?
今年はコロナの規制が緩和されて、制限がない中の連休になり感染予防をしながら皆さま楽しい時間を過ごされていたのではないかと思います。

4月から新入社員として、新生活が始まった方も沢山いらっしゃると思います。新しい環境、人間関係は自分が想像している以上に、心と体に負担がかかります。就職という大きな環境の変化によるストレス・緊張・不安等・張り詰めた状態で溜まった疲れが、長期休暇で一気に出てきてしまうのがこの時期です。

そこで、気を付けなければならないのが『5月病』です!
5月病とは、正式な医学用語ではありません。医療機関を受診すれば、「軽度のうつ」や「適応障害」といった病名をつけられることもあります。「5月病」の症状としては、精神的、肉体的、行動面において以下の特徴が挙げられます。

以下に当てはまる症状がある方は要注意です!

●精神的症状
□不安感やイライラ感、日常生活で緊張感を感じる
□無力感、倦怠感、気だるさ、やる気が出ない

●肉体的症状
□食欲不振、体重減少、嘔吐、胃痛、吐き気がある
□寝つきが悪い、朝早く目が覚める、睡眠時間が短くなった
□動悸、めまい、血圧上昇、手や足の裏に汗をかくようになった
□頭痛やひどい肩こりがある

●行動
□消極的になる、周囲との交流をさける、引きこもりがちになる
□飲酒、喫煙量が増えた
□身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがなくなる

いかがでしたか?あてはまる項目はございましたでしょうか?

それでは、どのような人が「5月病」になりやすいといえるのでしょうか。5月病の症状は「軽度のうつ」ともいわれますが、うつは脳内の神経伝達物質が一時的に伝わりにくくなる状態が原因とされています。一般的に、下記のような性格の方は脳内の神経伝達物質の伝達が活発なため、脳内伝達物質がうまく伝達されない可能性が高く、うつになりやすいといわれています。

・義務感が強い
・仕事熱心
・完璧主義
・几帳面
・凝り性
・他人への配慮を重視し、良好な関係を保とうとする

上記の性格を総合的に見ると、要は、真面目で責任感が強く他人への配慮を重視する人ほど、「5月病」になりやすいといえます。

では、5月病改善のために何をすれば症状が緩和されるのか、お話しします!

まず、心身のリラックスを意識します。
床にあぐらをかくように座り、4つ数えながら鼻から息を吸い、お腹に空気を入れます。
次に7つ数える間、息を止めます。最後に8つ数えながらお腹から息を吐きます。

【適度に運動しましょう】
身体に酸素を取り込む運動は、ストレスを解消する効果があります。
・ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など。
・階段昇降や青竹踏み、縄とび(エア縄とび)なども数を数えながら行うことをおすすめします。
・縄とびが苦手な人は、縄がついていない持ち手だけのもので、跳躍だけを行ってもOKです。

【食事を変えてみましょう】
食事を作る際には、主食、副菜、主菜を組み合わせるように意識し、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル類をバランスよく摂るようにしましょう。
・肉や魚、大豆製品などに含まれている良質なタンパク質の摂取量が足りないと、感情のコントロールがうまくできないことがあり、5月病を長引かせてしまいます。
・不規則な食生活や偏った食事内容は、脳内の栄養不足を招きます。
・「焼き肉を食べると元気が出る」と言われますが、それは本当です。
実際に動物性タンパク質に多く含まれる神経伝達物質のセロトニン不足で、やる気が出ないこともあります。
もちろん、肉ばかり食べるのはよくありませんが、毎食タンパク質を片手にのる程度を食べるようにすると、やる気と元気が出てきます。

【睡眠をとりましょう】
睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために以下の生活習慣を身につけましょう。
・起床時間や就寝時間を決めて生活のリズムを整える
・夕食は寝る2時間前までにすませる
・入浴は寝る1時間前までにすませる
・寝る前にテレビやパソコンを見ない

【湯船につかりましょう】
春は気温も上がってくるので、お風呂には入らずシャワーで済ませている方もいらっしゃるのではないしょうか?
・湯船につかる入浴は自律神経を整える働きがありますので、是非お風呂に入りましょう。

気持ちを切り替えて初夏を楽しみましょう!

ペンネーム『希望』 ガーベラの花言葉より引用

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