今回は節分についてお話をさせて頂きます。
2022年の節分の日は2月3日(木)。方角(恵方)は、「北北西やや北」です。
【恵方巻き】
「恵方を向いて丸かじりして無言で食べ切れば、願いがかなう」と言われます。
発祥は諸説ありますが、江戸時代末期に大坂・船場で商売繁盛の祈願として始まったとも言われています。
縁を切ることなく、商売繁盛の運を一気にいただく縁起物。
七福神にちなんで、7種の具を使うのがお約束だそうです。
<一般的な具材の意味>
• かんぴょう:細くて長いので「長寿祈願」「縁結び」
• しいたけ煮:かさの形が陣笠に似ているので「身を守る」
• 卵焼き/伊達巻:黄金色で「金運上昇」、伊達巻は巻物に似ているので「知識向上」
• うなぎ:うなぎのぼりに通じて「上昇・出世」
• 桜でんぶ:鯛などの白身魚をほぐしており、春を象徴する桜色で「めでたい」
• きゅうり:きゅうりの名から「九の利を得る」
• 海老:腰が曲がるまで「長生き」
まさに黙食!ですが、うっかり声を出したり、笑ってしまったり。今年は成功したいです。
【豆まき】
①福豆を用意します
福豆は炒った大豆のことを言います。
生を使わず炒ったものを使うのかというと拾い忘れた豆から芽がでてしまうと縁起が悪いとされた為です。
②夜まで待つ
鬼は丑寅の刻(真夜中)に来るのでみんなで待ちましょう。
③豆をまく
一般的に一家の家長の役目ですが現在は年男・年女・厄年の人がまくと縁起がいいとされています。
「鬼はそと」「福はうち」の掛け声で奥の部屋から順番に戸や窓を開け外にむかい「鬼は~そと」、
戸や窓を閉め中に向かって「福は~うち」って玄関に向かってまきます。
順番や方向などは地域により違いますが大きな声でまきましょう。
④豆を食べる
1年の厄除けを願い自分の年齢より1つ多く豆 「年取り豆」を食べます。
北海道、東北、信越地方と、宮崎・鹿児島県では、大豆の代わりに落花生(ピーナッツ)を殻のままでまく家庭が多いそうです。
全国落花生協会によると、広まったのは昭和30〜40年代ごろ。拾って食べるのに衛生的だからとか、大きくて拾いやすい…と
いうのが理由だとか。合理的!千葉が入っていないのが不思議ですね。我が家も落花生にしようかな。
それでは、皆様ご自愛下さい。
ペンネーム『永続』(ハナミズキの花言葉より引用)