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2021.11.08

【ひまわり通信】睡眠について

こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
日に日に秋が深まる季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
日本は、世界一眠らない国と言われているのはご存知でしょうか。
OECD(経済協力開発機構の統計)の加盟国の平均睡眠時間は8時間25分となっているようです。
睡眠不足が続くと免疫力の低下により感染症にかかりやすくなったり、
ホルモンバランスの乱れにより太りやすくなる、うつ病のリスクが高まるなど様々な
身体的、精神的問題につながっていると言われています。

①脳は深いノンレム睡眠の時のみ、休む事ができる                  
人間の睡眠は、基本的に脳を休めるノンレム睡眠と、身体を休めるレム睡眠の繰り返しになっています。
深いノンレム睡眠以外は、何かあればすぐに起動できる状態です。                                          ②眠りの深さで記憶されるものが変わる 
レム睡眠は、記憶した情報を整理したりひもづけ、嫌な記憶の消去をします。     
深いノンレム睡眠は、新しい記憶の定着、嫌な記憶を消す作用。           
浅いノンレム睡眠は身体で覚える記憶(手続記憶)を定着させる作用があります。   
全ての段階を繰り返し質の良い睡眠をする事で記憶の定着率の向上が変わります。

③睡眠時間が短いほど感染症の発症率が高くなる
睡眠には、細菌やウイルスに対する自然免疫(抵抗力)を強くする効果があるそうです。
睡眠時間が5時間未満の人は、7時間以上の人の約3倍と言われています。

④睡眠不足は脳の老廃物を蓄積させる
脳の代謝で生じる老廃物の除去は主に睡眠中に行われるようです。
中でもアミロイドβという老廃物が蓄積されるとアルツハイマー型認知症の原因になると言われています。

⑤睡眠時間が長くても短くても太る
睡眠時間によって変化するホルモン量によりBMI値に影響が出てくるようです。
睡眠時間が3時間未満の人が最もBMI値が高く、10時間以上寝る人も標準以上の数値が高くなり太りやすくなるようです。

今年も残すところあと2ヶ月となりました。
年末に向け忙しくなりストレスや睡眠不足をそのままにして頑張りすぎてしまう方もいらっしゃるでしょう。
バランスの取れた食事や質の良い睡眠で体調を崩さぬようお過ごしください。

※当院を受診される際は、ホームページの確認をお願い致します。

ペンネーム『あなただけを見つめる』(ひまわりの花言葉より引用)

 

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