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2021.08.23

【ジャスミン通信】冷房病について

こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。
まだまだ暑い日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

皆さまは、暑いとついエアコンを付けっぱなしにしてしまうなんてことはありませんか?
今回はエアコンで身体が冷えることによって引き起こす冷房病(クーラー病)についてお話ししたいと思います。

冷房病とは
私たちの身体はもともと、冬には熱をため、夏になると体内での発熱を抑制するといった、体温を一定に保つ体温調整機能というものがあります。しかし、1 日中エアコンで冷やされた室内で過ごしたり、暑い屋外と涼しい場所を頻繁に行き来したりすることで、激しい温度差が生まれ自律神経のバランスが崩れてしまいます。冷房病とは 体温の調節がうまくできなくなり、汗がかけないような状態のことをいいます。

冷房病でみられる主な症状
冷房病でみられる症状として、体の冷え、肩こり、疲労感、便秘、腰痛、手足のむくみ、肌あれ、睡眠不足、頭痛、めまい、のぼせ、だるさなどがあげられます。
また、自律神経は免疫やホルモンの働きとも深い関わりがあることから、女性の場合は月経不順や生理痛の原因になることもあります。

予防や対策の方法
①エアコンの設定温度は27度前後に
冷房による冷えすぎ、室内と屋外との温度差は冷房病の主な要因です。
エアコンの温度は、外気温との差が5℃以内、大きくても7℃以内に収めるように設定しましょう。ちなみにエアコンの標準的な設定温度は、25~28℃が良いとされています。オフィスなどで肌寒いと感じた時は薄手のカーディガンや、ひざ掛けなどで防寒することにも効果があります。

②入浴で体を温める
夏はシャワーで済ませてしまいがちですが、38℃~40℃程度のぬるめのお湯で、ゆっくり湯船につかって体を温めることで自律神経のバランスが整えられ、体温調節機能が改善されます。

③体を温める食材を摂る
アイスクリームなどの冷たい食品は食べ過ぎると内臓が冷え働きが鈍くなり、体温が低下します。また、糖分はとりすぎると、血液の循環を悪くするので冷えを招きます。温野菜やスープなど、冷えが気になる時には温かいものをとるように心がけましょう。また、生姜・ネギ・唐辛子・ニンニク・鶏肉・アジやサバなどの身体の中から温める食材も意識的に取り入れることが大切です。

今回は冷房病(クーラー病)について簡単にまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
上記で取り上げた方法以外にも軽い運動やストレッチ、十分な睡眠をとることも予防に繋がります。
この時期ついつい体を冷やしてしまいがちな方、予防対策をして一緒にこの夏を乗り越えましょう!

<ペンネーム『幸福』ジャスミンの花言葉より引用>

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