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2021.07.26

【かすみ草通信】土用丑の日のお話

こんにちは。
東京ベイサイドクリニックです。

夏本番を迎えいかがお過ごしでしょうか?
今週7月28日は土用丑の日です。
今回は土用丑の日のお話しをさせていただきます。

◇土用丑の日とは
土用は、中国発祥の『五行説』が由来です。五行説は、全ての事柄が木・火・土・金・水の五つの要素に当てはめられるという思想です。
しかし、季節は春・夏・秋・冬の四つのため、五行を振り分けると、木=春(青)、夏=火(赤)、秋=金(白)、冬=水(黒)となり、『土』が余ってしまい、土の要素は全ての季節に存在するものとされました。そして、それぞれの季節の変わり目を土用と呼ぶようになったのです。
季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬を迎える前の約18日間が、土用に当たります。つまり、現在は夏の土用のみが広く浸透していますが、本来は全ての季節に存在しているのです。

 丑は、干支で知られる『十二支』と関係しています。丑は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支の中の丑のことです。

十二支は干支のイメージから、「今年は丑年、来年は寅年」といった風に、1年単位で変わる物と思われがちです。しかし実際には、1日単位でも決められています。つまり、土用の丑の日というのは、『約18日間の土用期間にある丑の日』という意味です。
なお、土用の日数と十二支の数は同じではありません。約18日の土用に対し、丑の日は12日周期でやってくるため、土用期間に丑の日が2回巡ってくる場合もあります。2回ある場合は、『一の丑』『二の丑』と呼び分けています。

◇土用の期間のタブーと「間日」
土用の期間は土の気が盛んになるから、土の神(土公神)の怒りに触れないよう、土を害する作業が避けられる。たとえば土用に穴を掘ったり、土を運んだりすると、祟りがあると考えられた。また土はどの方角にも当てはめられていないため、移動はよくないと考えられ、引っ越しや旅行も避けられてきました。
どの方角に動いてもよくないが、特に悪い方角もある。これを「土用殺(どようさつ)」と呼び、特に注意すべきと考えられてきた。春の土用は南東、夏の土用は南西、秋の土用は北西、冬の土用は北東とされているので、縁起を担ぐ人は、旅行先などを考えるときに気にするとよいかもしれないです。
仕事の場合はそれだと支障が出てしまうので、「間日」の考え方が生まれる。間日には土公神が天上界に出かけるので、地上に目を配れず、祟りも起こらないと考えられた。春の土用の間日は巳・午・酉の日、夏の土用は卯・辰・申の日、秋の土用は未・酉・亥の日、冬の土用は寅・卯・巳の日です。

◇なぜ土用の丑に鰻が食べられるのか
あんころ餅は「土用餅」とも呼ばれています。
土用は季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期でもある。特に夏の土用は夏バテになりやすいから、精のつくものを食べた方が良い。そんな事情もあって、「丑」の「う」にちなんで、「うのつく食べ物を食べれば夏バテしない」という俗説が生まれたようです。
つまり本来、土用の丑に食べるのは梅干しで良いし、瓜やうどんでも良かった。
土用の丑に鰻が定番になったのは、鰻屋によるプロパガンダによると言われている。鰻に脂がのる旬は夏ではなく冬。ただでさえ身が痩せる上、夏バテ気味の季節に脂のある鰻は売れにくかった。そこで、土用の丑に鰻を食べる風習を作り、売り上げを保とうと考えたのだろう。一説には鰻屋から相談を受けた平賀源内が「本日土用の丑」と貼り紙をさせ、大繁盛したのが始まりだともいわれています。
土用に食べられてきた食べ物はほかにもある。たとえばあんころ餅は「土用餅」とも呼ばれ、夏の土用に食べる地域がある。また、夏と冬が旬の蜆は、夏と冬の土用によく食されるので、この時期に出回るものを「土用蜆」という。
「土用干し」という言葉を聞いたこともあるだろう。夏の土用の時期に、衣類や書物を陰干しすると、虫やカビを防いでくれるというのだ。また、田の水を抜いて乾かすのを「田の土用干し」と呼ぶ。土が乾くと、稲は水を求めて根を深くし、台風が吹いても倒れにくくなるのです。

土用入りに水浴をすると病気にならないという俗信は、猛暑のころに冷たい水で体を冷やし、英気を養ったことから生まれたのだろうか。土用灸は、土用に灸治療を行うこと。理由は不明だが、他の季節より効き目が高いと信じられてきた。

丑の日以外には、土用を意識することはあまりないが、さまざまな風習があった。今年の土用の丑に鰻を食べるなら、土用の意味や風習を思い返してみてください。

 

 

 

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