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2020.12.28

【ラベンダー通信】寒い冬「ヒートショック」に注意!

こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。

今年も残すところ僅かとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

寒さも日に日に厳しくなりましたね。この時期に起きやすいヒートショックについて今回お伝えしていきます。

ヒートショックとは冬場の入浴や、暖房のきいた部屋から外にでるときの温度差による急激な血圧の変動のことです。
入浴時などに寒い空間で服を脱いで身体が冷えると、体温を奪われまい‼と身体がブルブルっと縮むように血管も縮み、
皮膚の下に流れる血液の量を減らし、身体の熱を外に逃がさないように調節します。
血管が縮むと血液が流れにくくなるので、血圧は上昇します。
その状態でお湯につかると、今度は血管が広がって急激に血圧が下がり、結果血圧が急激に乱高下することになります。
このような急激な血圧の変動が、心臓や血管に大きな負担をかけ
最悪の場合、急性心筋梗塞や脳卒中などを引き起こし致命的となってしまうケースもあります。

【ヒートショックを起こさないためにできること】
①脱衣所や浴室、トイレを暖め温度差を少なくしましょう。また、入浴時はいきなり湯船につかるのではなく
 心臓に遠い手足からかけ湯をしてゆっくり入ること、
 ぬるめのお湯に入り心臓病や高血圧などの持病をお持ちの方には半身浴をおすすめします。

  • ②食後、飲酒後の入浴は控えましょう。

 飲酒をすると血圧が下がります。更に入浴中も血管が拡張して血圧が下がります。
 飲酒後の入浴は血圧が二重に下がりやすく危険です。

  • ③入浴時は家族に一声かけましょう。

 意識を失って水を吸い込んだら5分が生死の分かれ目です。万が一の時早期発見につながります。

この時期心身ともに温まり気分をリラックスさせてくれるお風呂は至福の時間にもなりますよね。
しかし、家庭の浴室でのヒートショックによる急死が多くヒートショックが関連した入浴中の心肺停止者数は、
気温が低下する10月頃から増えて1月が最も多くなっています。
ヒートショックと予防策を知って、安全で快適な入浴をして寒い冬を乗り切りましょう!

 

年の瀬を迎え、今年も残すところあとわずかとなりました。
本年も患者様や地域住民の皆様の暖かいご支援により、無事年末を迎えることができました。誠にありがとうございました。

来年も職員一同より一層精進して参りますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

ペンネーム『献身的な愛』(ラベンダーの花言葉より)

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