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2020.11.16

【きんもくせい通信】低温やけど

みなさんこんにちは。
東京ベイサイドクリニックです。

秋を満喫する前にあっという間に寒くなってきましたね。
寒さ対策で暖房器具出し始めた方も多いのではないでしょうか。
ヒーター、カーペット、こたつなどなど。
今回はこれら暖房器具使用にあたって気をつけたい低温やけどについて載せようかと思います。

低温やけどとは約40度前後のものに長時間触れる事によって起こる火傷の事です。

やけどは、皮膚がどの程度ダメージが与えられているかによってⅠ~Ⅲ度に分けられています。

Ⅰ度:表皮に損傷があり発赤、紅斑が見られ、ひりひりする痛み、熱感があります。約1週間ぐらいで治るものとなります。

Ⅱ度:真皮まで損傷がおよび水膨れ、発赤、びらん、損傷が深ければ表皮脱落等がみられ、強い痛み、灼熱感、知覚低下などが見られます。治癒まで2週間~数週間かかります。

Ⅲ度:皮下組織まで損傷がおよび、皮膚が壊死してしまい、白~黒色で乾燥した外観となります。痛みはなく、皮膚再生の見込みがなくなり病院での治療に1か月ぐらいかかってしまいます。

通常のやけどと異なり低温やけどは皮膚の奥深くでじっくり進行していくため、通常のやけどよりも治りにく、重症となることが多いため注意が必要です。

なりやすい人の特徴として
皮膚の薄い高齢者・乳幼児、知覚や運動能力に麻痺がある方、糖尿病などで手足の循環が悪い・末梢神経障害のある方、服薬や飲酒等で意識が無かったり、熟睡している方等が該当します。

予防の為には暖房器具を正しく使用していきましょう。

湯たんぽ・電気あんか:厚手のタオルやゆたんぽ袋、専用カバーなどで包んでも「低温やけど」になる恐れがあるため、就寝前に布団に入れ、布団を温める目的で使用するようにし、就寝時は布団から出すようにしていきましょう。
使い捨てカイロ:肌に直接貼らず、必ず衣類の上に貼り、同じ箇所に長時間あてないようにします。また、貼ったまま眠らないように注意しましょう。また、貼った部分をサポーターやガードルなどで圧迫しないこと、
使用部位、目的が特定されているものはきちんと守り、こたつの中や暖房器具の近くなどでは急激に温度が高くなるため使用しないようにしましょう。
電気毛布、電気ストーブ、こたつ等:電源を入れて温め、就寝時には電源を切るようにして、一晩中使用しないようにしましょう。オフタイマー等も活用し気づかないうちに寝てしまったときの為に備えましょう。

治療・応急処置

痛みや、発赤などの早期のものであれば流水等で冷やし症状を抑え、水膨れは破かないようにしましょう。皮膚科等に受診し、副腎皮質ステロイドホルモン等の軟膏や場合によっては創傷被覆材による治療等になっていきます。

程度が分からないまま自己判断で治療が遅れてしまう場合もありますので、迷ったときやⅡ度以上の症状がみられているときは特に医療機関への受診をお勧めします。

ペンネーム『真実』 (きんもくせいの花言葉より引用)

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