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2020.11.02

【コスモス通信】冬の感染症対策について

こんにちは。東京ベイサイドクリニックです。

寒い日が増えてきましたね。皆様体調崩されたりしていないでしょうか?

冬は感染症が増える季節でもありますね。
本日は感染症が増える理由と、感染症対策についてお話させていただきます。

◆冬の感染症が多い理由
1つはウイルスの感染力が強くなります。冬の乾燥と低い気温がウイルスが好む環境であり、感染力が強まることがあげられます。
ウイルスが好む環境は16℃以下、湿度は40%以下です。
冬は乾燥が強いのを実感される方も多いと思いますが、エアコン、加湿系など使って室内の環境をしっかり保つようにしましょう。

2つめは免疫力が低下してしまうことが挙げられます。
食事や睡眠などの体調管理だけでなく、冬の寒さや乾燥していること、体の水分が不足していることも免疫力の低下につながります。
乾燥していると喉や鼻の粘膜が乾燥し、感染に対する防御反応が弱まってしまいます。
また、冬は喉が渇きにくく感じるため、気づかないうちに体が水分不足に陥ってしまうことも防御反応を弱めてしまう要因となります。
加湿器の使用、こまめに水分を摂取することを意識するようにしてください。

◆ウイルスの感染経路
飛沫感染:感染した人の咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んで感染してしまうことです。
接触感染:ウイルスのついた人の手を触る、ウイルスのついた手で触ったドアノブを触る、など皮膚やモノを介して感染してしまうことです。
経口感染:ウイルスのついた食べ物(生や加熱の不十分なカキなど)を食べたりすることで感染してしまうことです。

◆感染を防ぐために
ウイルスの感染広げないためには湿度を保つようにすること。
加湿器など使って屋内の湿度を高めることや水分をこまめに摂取すること、マスクで喉や鼻の湿った状態を保つことが防御するために大切です。

咳エチケット、咳をするときには口と鼻を押さえ、人から1m以上離れること、手はすぐに洗うこと。これで飛沫感染、接触感染を防ぐことになります。
こまめな手洗い、うがいも接触感染を防ぐためにはとても大切です。

◆下痢や嘔吐など繰り返す感染症の場合は?
下痢や嘔吐などを繰り返すノロウイルスなどの感染性胃腸炎、これは感染に罹った人と同じトイレを使うことで感染することが多いといわれています。
消毒の際にはアルコールでは効き目がないため塩素系洗剤(ハイターなど)を使うようにしてください。

一番は体調を整えることが大切です。乱れた生活習慣、寝不足などは免疫力を低下させてしまいます。
ウイルスが入ってきてもそれをはねのけるだけの免疫があればやっつけることができます。

日頃からの体調管理、手洗い、うがい、マスクの着用で対策しながら冬を過ごしてください。

 

 

ペンネーム『乙女の純潔』(コスモス花言葉より引用)

 

 

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