皆様こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。
新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言から20日以上が経過しました。
不要不急の外出、3蜜を避け先のみえないウイルスと闘いながら毎日を過ごし、手洗い、消毒、マスクの着用と感染対策にも皆さん気をつけていることと思います。
今回は手指衛生について少しお話したいと思います。
手指衛生の必要性は
・自分自身を病原体から守る
・手指を介して病原菌の伝播、拡散を防ぐ ことです。
病原菌の伝播を防止するために手を清潔にすることは自分自身や家族を感染から守ります。
外出先の入り口にアルコール消毒が置かれているのを良く目にすると思います。
アルコール消毒は、目にみえる汚れがない、流水で洗うことができない時に用いる消毒方法で、手洗いと同様の手技で十分に擦りこむことが大切です。
アルコール消毒をすることで、ほとんどの微生物を除去できみ、短時間(20-30秒)で効果を得ることができます。ただし、目にみえる汚れがあるときや、アルコール消毒薬に耐性のある微生物には効果がないので、流水での手洗いが必要となります。
アルコール消毒は十分な量を擦りこまなければ効果が薄れてしまいます。
十分な量とは、ポンプをワンプッシュ一番下までしっかりと押し切った状態です。少し多いかな?と思うくらいの量を十分に擦りこんでください。擦りこみ方の正しい方法です。
自分自身がクラスターにならないよう気を付けて生活を送って下さい。早く事態が休息することを祈っております。
ペンネーム『繊細な美』(ハイビスカスの花言葉より引用)