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2019.11.11

【キンモクセイ通信】上部内視鏡検査について

こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。

上部内視鏡検査(胃カメラ)を受けたことのある方の話を聞くと「苦しかった」や「もう受けたくない」ということ意見の方がいらっしゃるので、受ける時のコツとか当院のような無痛内視鏡の選択肢について書いていきたいと思います。

通常、胃カメラの際は検査時間が5~10分と短く、多くの場合そのまま帰れるため覚醒した状態で行う事が多いです。喉の動きの観察も行いやすく、検査中自分の胃や食道が映っている画面を見ることが出来ます。施設によってはその場で解説しながら検査を行う所もあります。

この検査の場合喉の麻酔をしっかり行わないと検査中とてもつらい事になる事が多いです。喉の麻酔の仕方はスプレーで行うところ、どろっとしたものをうがいをする時のように溜めておく所、凍らせたものを使うところ等と施設によって違うようです。

どろっとした液体状の物を使用している所では喉の奥の方でしっかり溜めておくと検査が大分楽になってくるはずです。しかし、喉の反射が強い方はこの麻酔自体ためておくことが難しい場合があるので、うまくっできなかったとき若しくは前回検査で大変だったことは担当してるスタッフに相談してみましょう。

検査中のポイントとしては、カメラが入っても呼吸はできるのであわてない事、鼻から吸って口から吐く呼吸を繰り返し、緊張して難しいとは思いますが力を抜いて行う事、苦しいと言って急に起き上がらない事、唾液を飲んでしまうとむせて苦しくなる為唾液は外にながすことです。特に喉を通過する時が一番つらいところで、飲み込む動作をしてほしいと言われることもある為できれば医師やついてるスタッフの言葉に耳を傾けてみて下さい。

次に当院で行ってるような無痛内視鏡について説明したいと思います。この方法は血管の中に鎮静薬を入れて眠った状態で行う検査となります。検査中眠って頂いているので、起きた時には検査が終わっている状態です。検査後休憩して頂く必要がある事、画面を見ながら検査を受けるという事が出来なくなってしまいますが、上記のやり方がどうしても合わない、二度と受けたくないと思っている、辛い、苦しい、行ったことが無いけれど怖くて躊躇してしまっている、不安という方は特にこちらを検討して頂ければと思います。麻酔の種類や喉の麻酔をするかどうかは施設によって異なります。当院では喉の麻酔は基本的には使用せず検査後休憩して頂き、お帰りの際は食事を摂れることがほとんどです。

当院では無痛内視鏡のみになっていますが、他に経鼻内視鏡というものがあります。鼻に麻酔をかけ、鼻から細いカメラを入れて検査していくものです。こちらも普通の内視鏡と同じように画面を見ながら検査できますし、喉の状態を観察しやすい点、口からではない為咽頭反射が起きにくく、口からの検査よりは辛くないものになります。難点としては鼻の状態が人それぞれな為、鼻の粘膜が弱い方は鼻血が出てしまう事もありますし、通りが狭く痛みを伴ってしまう場合もあります。

同じ胃カメラでも色々なやり方があるので自分に合った検査方法見つけて頂き定期的に検査を受けて疾患の早期発見につなげて頂ければと思います。

 

 

ペンネーム『真実』(キンモクセイの花言葉より引用)

 

 

 

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