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2017.05.08

【きんもくせい通信】食道静脈瘤について

こんにちは、東京ベイサイドクリニックです。

GW明けてしまいましたがリフレッシュはできたでしょうか?

前回記事にもなりました五月病にならないよう気を付けていってくださいね。

今回は食道静脈瘤についてお話ししようと思います。

食道静脈瘤とは肝硬変や慢性肝炎、門脈や肝静脈の狭窄・閉塞等の原因によって食道の粘膜下層の静脈が太くなってできていくものです(胃にできる胃静脈瘤もあります)

静脈瘤が進行していくと破裂する危険性が高まっていき、多量に出血する可能性もあるため治療が必要な病気です。ただ症状がほとんどなく、吐血してから気付く事が多いようです。

食道静脈瘤があるかどうかの検査は内視鏡で行っていくことができます。内視鏡ではどのような静脈瘤がどの位置にあるか、色調や赤色所見があるか確認でき、有無だけでなく治療方針の材料にもなります。

治療は内視鏡下で静脈瘤に針を刺し、硬化剤を注入する内視鏡的硬化療法や輪ゴムで結紮していく内視鏡的静脈瘤結紮術等があります。何回か治療する必要があるのと、出血の危険性が伴うため入院が必要となる場合が多く、当院では治療自体はできませんが定期的に内視鏡検査や血液検査を行っていくことで早期発見につなげることはできます。

お酒をよくのまれ肝硬変・肝機能の異常が気になる方、肝炎の既往がある方等是非検討してみて下さい。

 

ペンネーム『真実』(きんもくせいの花言葉より引用)

 

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