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2018.10.22

【すいせん通信】胃アニサキス症とは

皆さんこんにちは。東京ベイサイドクリニックです。

秋といえば、○○の秋といいますが、皆さんは何の秋でしょうか?
私は食欲の秋です!

さて今回は寄生虫アニサキスについてお話したいと思います。
近年ニュースなどでも取り上げられることが増えてきました。

主にサバ、カツオ、サケ、イカ、サンマなどの魚介類に寄生している寄生虫の一種で、その姿は白く透明がかった糸のように見えます。
アニサキスが寄生している生鮮魚介類を生、または加熱冷凍が不十分な状態で食べる事で胃の中に入り込みます。

主な症状としては、腹部の激しい痛み、悪心、嘔吐などです。

治療方法は胃カメラを行い、専用の鉗子を用いて行う内視鏡的虫体除去が一般的です。
処置の際も、胃壁に噛みついている頭の部分がちぎれないように慎重かつ丁寧に行います。

処置後はそれまでの痛みが嘘のように無くなります。

アニサキスは目視でも確認出来るので、魚介類を食べる時はアニサキスがいないか目で見て確認し、さらに冷凍や加熱で死滅するのでそれらも非常に有効です。

今の時期は美味しい物がたくさん出回る季節です。
アニサキス症を含む食中毒には細心の注意をはらい、たくさん秋の味覚を堪能しましょう!

ペンネーム『尊敬』(すいせんの花言葉より引用)

 

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