当院では2025.4.14より保険医療機関間の連携による病理診断を行います。
病理診断とは
病理診断とは、胃カメラや大腸カメラで採取した組織や細胞を顕微鏡で見て、病気の原因や種類を特定する検査です。
例えば、がんかどうかを確定したり、炎症の種類を調べたりします。
どうして連携が必要なの?
全ての病院に病理医がいるわけではありません。特に、小さい病院やクリニックでは、専門の病理医がいないことが多いです。
そこで、病理医がいる大きな病院や専門機関と連携して、病理診断を行う仕組みが【保険医療機関間の連携による病理診断】です。
- 検査の実施:
- 患者さんの体から組織や細胞を採取します。
- 検体の搬送:
- 採取した検体を、専門の病理医がいる病院へ送ります。
- 専門医による診断:
- 専門の病理医が顕微鏡で詳しく調べ、診断結果を報告します。
- 結果の報告:
- 診断結果は、検体を採取した病院に伝えられ、患者さんに説明されます。
連携のメリット
専門知識を持つ病理医が診断するので、より正確な結果が得られます。