無痛膀胱鏡

膀胱鏡検査とは【膀胱がん診断】

 膀胱鏡検査

膀胱鏡検査

膀胱鏡検査では、直径6mm、長さ30cmくらいの内視鏡を、尿道口から挿入して、尿道と膀胱を観察します。炎症や腫瘍を観察するだけでなく、腫瘍が疑われる場合には組織を採取して生検を行ないます。
膀胱内部や尿道を直接観察することができるため、炎症や腫瘍などの病変を早期発見できます。
胃や大腸とは異なる膀胱の臓器特性として、以下の点が挙げられます。
①スペースが狭く限られている
②常に水(尿)があるため、腹部エコーと尿細胞診で侵襲無くスクリーニング検査が容易
③ポリープの90%はがんである
そのため膀胱鏡の適応となる病態として、
❶持続性かつ難治性の肉眼的血尿がある
❷既に他の画像検査で膀胱内に病変(結石や腫瘍など)が証明されている
❸前立腺肥大症の膀胱内への肥大程度を確認する
❹持続性かつ難治性の膀胱炎症状があり、間質性膀胱炎の疑いがある
などの場合であり、以上より本検査は膀胱がん確定診断に不可欠の検査となります。

膀胱鏡でわかる疾患

膀胱がん

膀胱は尿をためて排出する働きを持った臓器で、下腹部に位置します。
膀胱の内部にできた腫瘍はほとんどがポリープ様の形状をしており、その90%以上が悪性の膀胱がんです。ただし、膀胱がんは早期に発見できるため、その場合、胃がんと同様にお腹を切らない内視鏡手術で切除可能です。男性は女性の3倍発症しており、人口10万人当たり毎年6~8人発生するとされています。

膀胱炎

膀胱の粘膜に炎症が起きる病気で、女性に多いのが大きな特徴です。急性と慢性の膀胱炎があり、急性のほとんどは細菌感染が原因になっています。慢性の膀胱炎は、膀胱胆石や前立腺肥大症、尿路胆石、抗がん剤などの影響により大腸菌といった細菌が膀胱内に侵入することで発症します。

膀胱憩室

尿は腎臓で作られた後、腎盂、尿管を通って膀胱にたまり、尿道から排出されます。尿道までの経路を尿路と呼び、尿路の弱くなった部分に尿の圧力がかかって袋状に突出することを尿路憩室といいます。膀胱憩室は尿路憩室の一つであり、憩室が膀胱にできるものです。

検査結果の判定

膀胱鏡で異常を肉眼視でき、画像を撮影することも可能です。膀胱鏡で確認して、膀胱壁の変形が外部から押されているように変形していたら前立腺肥大や前立腺がんなどを想定し、腫瘍の疑いがある場合には組織採取を行って生検を行い、良性か悪性かを調べます。

膀胱鏡検査の流れ

Step1

ベッドにあおむけに横たわっていただきます。

Step2

尿道口をきれいに消毒します。

Step3

潤滑剤をたっぷり使いながら尿道、そして膀胱に内視鏡を挿入します。

Step4

膀胱内に生理食塩水を充満させ、細部まで観察します。

Step5

膀胱内で観察が必要なポイントは決まっています。そのため、通常の検査所要時間は2分~5分程度です。

Step6

その後、内視鏡を抜きながら前立腺や尿道を観察し、終了です。

Step7

画像をご覧いただきながら、医師が検査結果をご説明します。

膀胱鏡検査の費用

膀胱鏡検査 1割負担 2割負担 3割負担
膀胱鏡(観察のみ) ¥1,400 ¥2,800 ¥4,200
膀胱鏡(顕微鏡検査を含む) ¥2,700 ¥5,400 ¥8,100
膀胱鏡ポリープ手術 ¥10,000 ¥20,000 ¥30,000

※ 診察料、採血料などは上記に含まれておりません。

キャンセル規定

検査3日前以降にキャンセルや日時変更をされた場合は、取消・変更料として5,000円を頂戴致しますので、予めご了承願います。また、事前の必要物品お渡しを着払いで申込まれた方は、検査取消された場合でも物品のお受取をお願い致します。